@article{oai:kogakkan.repo.nii.ac.jp:00000092, author = {濵畑, 靜香 and HAMABATA, Shizuka}, journal = {皇學館大学紀要, Bulletin of Kogakkan University}, month = {Mar}, note = {本稿は,経済連携協定(EPA)に基づくベトナム人看護師候補者に対する日本語支援の報告と,その日本語支援から見えた問題点および課題について,日本語教員の立場から述べたものである。EPAに基づくベトナム人看護師候補者の受け入れはフィリピンやインドネシアよりも遅く開始され,未だ課題も多く残されている。本研究の目的は,県・病院・高等教育機関の三者連携協定によるEPAに基づくベトナム人看護師候補者への日本語支援からの知見をもとに,ベトナム人看護師候補者に必要な日本語支援とは何か,日本語教員の立場から彼らにどのような日本語支援をするのがもっとも望ましいのか,さらには県や病院との連携による支援に関する問題点や課題を明らかにし,EPAに基づく外国人看護師候補者への今後の日本語支援へと生かすことである。  筆者が行ったベトナム人看護師候補者への日本語支援から,以下の点が主に看護師候補者へ日本語支援をする際の課題となると考えられる。  三者連携協定の観点からは,(1)日本語教員の関与の範囲について,病院とよく話し合い,明確にする(2)情報交換を県・病院・教育機関で相互に十分に行う,ということ,日本語教育の観点からは,(1)専門日本語の学習と共に,生活および職務で必要となる日本語学習も積極的に進める(2)コミュニケーションを円滑にする言語運用力を向上させる,(3)発音指導,聞き取り等は候補者として来日後から早めに取り入れ,定期的に指導を行う,ということである。  日本語支援の体制が十分整っておらず,時間もない中で,支援効果が高められる方法を今後も検討を重ね,今後ますます増加すると予測される外国人看護師候補者ならびに介護福祉士候補者への地域における支援体制を整えていく必要がある。}, pages = {91--73}, title = {EPAに基づくベトナム人看護師候補者に対する日本語支援 : 三者連携協定による日本語支援の報告と課題}, volume = {56}, year = {2018}, yomi = {ハマバタ, シズカ} }